日本の未解決な国境問題として、北方領土、竹島、尖閣諸島などがある。
当然日本はこれらを日本の領土と主張しているし、メディアも同様である。
日本にいる限りにおいて、そう日本人が主張するのは至極当然だと思う。
でも本当はどうなのか、世界の人はどう考えているのか?
専門的な記述をしているサイトはたくさんあったが、こちらに端的に記してみたい。
竹島について
日比谷公園ほどのサイズ。これまでは無人島だった島。岩山に覆われ、平地はほとんどない。この島の帰属が漁業領域を大きく左右するため、日韓が領有を主張している。
・1910年の日韓併合までこの小さな岩礁の帰属はあいまいなままであった。
・1945年の日本の敗戦に伴い、1948年大韓民国が建国された。
・1951年サンフランシスコ講和条約締結「日本が放棄すべき地域として「済州島、巨文島及び鬱陵島を含む朝鮮」と規定」。竹島の記述はない。
ポイントとしては、このサンフランシスコ条約で、竹島の帰属が規定されなかったことだ。
ドラフト段階では、日本案、韓国案との間で二転三転したが、結論が出ず、あいまいにされたというのが、正しいだろう
最近も米国政府機関の地名委員会が、竹島の帰属先を「韓国」から「主権未定」に変更したことが問題となり、韓国の抗議や、訪韓を控えていることにより、7/30にブッシュ米大統領の指示により、再度「韓国」に戻された。
しかしながらブッシュ大統領は同時に、「すべての紛争は韓国と日本の間で解決されなければならない」と語った。
この点からわかるように、この件についての米国の国益はなく、さらにいうと、国際的には日韓以外にこの件の利害関係を有している諸国はない。つまり、両国のみで解決すべき問題である。
本来よりどころとなるべき、講和条約に記載がなかったことで、この問題は永遠に解決しないであろう。
その点、実効支配することで領有権を主張するという韓国の行動はある意味有効で、韓国は、住民を住ませ、警察を駐留させ、定期的に観光客も送り込んでいる。一方日本はなにもできていないことで、民法でいう「取得時効」的に、韓国に領有されてしまう運命のように思える。
この点は、日本政府の失策であり、なかなか挽回は難しいように思う。
*1 【ワシントン2008年7月30日時事】米政府機関の地名委員会が竹島(韓国名・独島)の帰属先を「韓国」から「主権未定」に変更した問題で、米国家安全保障会議(NSC)のワイルダー・アジア担当上級部長は30日、「現時点では、変更には正当な根拠がない」として、帰属先を「韓国」に戻す決定が下されたことを明らかにした。
同部長によると、地名委員会による帰属先変更に関して韓国政府が「極めて高いレベル」で米政府に接触し、見直しを要求。これを受けてブッシュ大統領がライス国務長官に再検討を指示し、帰属変更が覆された。韓国の聯合ニュースによれば、ブッシュ大統領は同ニュースとのインタビューで「すべての紛争は韓国と日本の間で解決されなければならない」と語ったという。
地名委員会による帰属先変更は韓国で大きな問題となっており、韓国政府は8月6日にソウルで行われる米韓首脳会談で取り上げることも検討していた。ブッシュ大統領は訪韓を前にこの問題に介入、韓国に配慮を示した形だ。(2008/07/31-10:09)
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